ファラフェル

Falafel 

中東名物ひよこ豆のコロッケです。
豆のコロッケと侮ってはいけません。肉なしとは思えないほど満足感のある味わいです。 ファラフェルをピタではさんだのが売りのファーストフード店は大繁盛ですし、一度食べてみたら 美味しさのほどがお分かりいただけると思います。

揚げる前のタネ(生のひよこ豆をすりつぶしたもの)は冷凍しておくと、献立に一品足りない時などにとても役立ちます。 凍ったまま揚げられる日本の冷凍食品とまではいきませんが、解凍さえすれば揚げるもよし焼くもよし、はたまたプレーンな味にしておけばその日の献立にあわ せて 和風おかずにも洋風おかずにもすることができます。
また、卵などつなぎ要らずで火を通すときれいに固まってくれるので、ひき肉代わりにも使えます。

注意 : ひよこ豆は必ず乾燥したものを使用してください。缶詰のものはすでに加熱してあるため、揚げる時にたんぱく質の凝固が起こりませんので、ファラフェルは作 れません。

  1. ひよこ豆を洗って、たっぷりの水に一晩つける(冬季は丸一日つけた方が良いと思う)。
  2. 豆と水50ccをミキサーやフードプロセッサーでペースト状にする(フードプロセッサーをお持ちの場合は、玉ねぎや香草もこのと き一緒に入れてしまいます)。水分が少ないため、ミキサーではうまくいきにくいことが多い ので、その時はすり鉢で根気よくすりつぶす。
  3. ひよこ豆ペーストに、塩、カレー粉、みじん切りした玉ねぎと香草(乾燥でも可)を入れ混ぜる。
  4. 両手でゴルフボールより少し小さめに③を丸めてみる。ごわごわして丸まらない場合は水分が足りないので、水を加減しながら 50cc強まで加える。逆に水分を足しすぎてしまって、水が③から染み出してくるようなら少し小麦粉を加えてこねるようにする。
  5. 揚げ油を熱し、手で③を丸めながら入れ、表面がこんがり茶色っぽくなるまで揚げる。
  6. ヨーグルトに、塩と刻んだ香草(乾燥でも可)を混ぜたソースをかけていただく。

レシピのファラフェルには玉ねぎと香草しか入れていませんが、お好みでいろいろ足してみても美味しいです。 冷蔵庫を覗いてみて、処分したいものを刻んで混ぜてしまって良いでしょう。 ひじきの煮つけの残りを混ぜて、からし醤油でいただくのも美味しかったです。 他にも、オリーブ、チーズ、漬物、ごまペースト・・・・私はいろいろ試してきました。 ただ、一回目は上記ベーシックなレシピでお試しいただき、美味しさのほどをご理解いただけると幸いです。

応用編 : 進化するファラフェル
「ひと手間かけて栄養価をあげましょう(豆の発芽)」「冷凍保存」「ひき肉がわりに」

掲示板にいただいた感想です。

patakoさん
遅ればせながら、やっと作りました。やっぱ大豆で作るよりずっとモチモチして美味しいです! 簡単だし、味つけしだいでいろいろ楽しめそうだし、すごくいい。 中華の肉団子がわりに使ってもよさそうだな。豆だけなのに、ほんとしっかり固まるんですねー。 昨夜はビールとワインでいただいて、残りはお弁当のおかずにしてダンナが持っていきました。 いいもの教えてくれてありがとう。
Crossさん
ファラフェル作りました!
まずは基本に忠実に、ということでレシピ通りのものを。 香草をどのくらい入れれば良いものかと考えてしまったのですが 「見た目にパセリがよく入っているなと思える程度」に入れてみました。 揚げたてを「試食」と称してドキドキしながら食べてみたら・・・ 自分でいうのもなんですが、おいしっ! これはアツアツに限るわ、とパクパクいってしまいました。

家族にも好評で「また作って~」とリクエストがありました。
ひよこ豆1Kg買っておいて良かったみたいです(笑)今度は香草の種類を増やしてみようかな。
そうそ、冷めてもおいしかったですよ(^^)
すてきなレシピありがとうございました、という感謝の気持ちもこめてのご報告でした。

こちらこそ、感想をいただき、ありがとうございました。