☆X’mas☆ ヘクセンハウス

Hexenhaus

このページはレー プクーヘンの続きです。

ヘクセンハウスとは、「魔女の家」という意味で、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」で登場する「お菓子のおうち」なの ですが、 レープクーヘンの生地で建てられたヘクセンハウスは、ドイツやスイスのクリスマスの風物詩の一つでもあります。

私の簡易版レープクーヘンレシピで作れば、生地はあっと言う間に出来てしまいます。もちろん全部食べることができますが、 もともと ヘクセンハウスは食べるよりも見て楽しむものなので、建材であるレープクーヘンも焼きっぱなしで結構ですので、本当にお手軽に作ることができます。ぜひお 試しください。
ちなみに、食べることを目的にヘクセンハウスを作られたい場合は、焼いた後の生地をアラビアガムでコーティングされるか(レープクーヘン・レシピをご参照ください)、レープクーヘン生 地ではなく、クッキー(テーゲベック)生地を卵で 照りをつけてから厚めに焼いて建材にされる方が良いと思い ます。


色の暗い粉を使用します。現在スイスに住んでいる私は、小麦粉にはRuchmehlを使用し、ライ麦粉は全粒粉を使用しています。ドイツでは、小麦粉は、 812、1050タイプ、 ライ麦粉は、997、1150タイプが主流ですが、 BIOのパン屋さんではすべて全粒粉で作ったり、ディンケル粉で作ったりもしました。これでも問題ありません。 このように、レープクーヘンのレシピは、小麦・ライ麦の割合やタイプについては幅が大きいのであまり神経質になる必要はないと思います。

スパイス
ドイツでは、Lebkuchengewürzという配合済みのスパイスが、クリスマス前にはどこのスーパーでも手に入りますが、 自分で配合したい場合の一例は以下の通りです。(ベルリンの製パン学校のレシピ)