ツォップフ

Zopf

スイスで日曜日や祝日に食べるパンです。 Zopfというのは「みつ編み」という意味です。

ドイツにもツォップフはありますが、生地は甘めに作るのが普通で、レーズンを入れたりスライスアーモンドで飾りつけたりすることが多 かったのですが、 スイスでは食事用パンと同じ塩の量を入れます。
ドイツでも週末にツォップフを作ることが多かったのですが、スイスへ来てみると「週末の朝食=ツォップフ」という決まりがあるかのごとく 作る量も半端じゃなく多くて、最初は食事パン風な味に違和感があったものの、慣れてしまうとこちらの方が好きになりました。

  1. バター以外の材料をボールに入れて捏ねます。固めの生地ですがそのまま5分ほど捏ねてください。
  2. バターを2~3回に分けて①の生地に混ぜ込みながら10分ほど捏ねます。
  3. ボールに布巾などで覆いをして室温(21℃)で1時間休ませます。
  4. ふっくら膨らんだ生地の空気を抜くように押して、4等分(各約230g)し、丸めた後は、綴じ目を下にして少し細長い俵型にして 約15分そのままにして 生地の緊張を取ります。
  5. 生地をそれぞれ60-70cmのひも状に伸ばして編んでいきます。 写真をよーく見てがんばってください。 生地の左右交換、上下交換 を繰り返すだけです。
  6. 編みあがりの最後は生地を下に折り込むようにして、シートを敷いた天板にのせて溶き卵を塗り、体積が1.5倍になるくらいまで (21℃約30分)発 酵させ、オーブンに入れる前にもう一度卵を塗ります。
  7. 210℃に余熱したオーブンで、25-30分こんがりきれいな色が付くまで焼いたら出来上がり。

ツォップフ生地を使って応用編

イースターの「うさぎパン・鳥の巣パン」、お人形パン「グリティベンツ