プルーン・ケーキ/ルバーブ・ケーキ

Pflaumenkuchen 

ドイツの四角いケーキ
ドイツのお菓子屋さん、というよりパン屋さんで馴染みの深い、天板にそのまま焼いた四角いケーキ。 スポンジ生地のものもありますが、パン屋さんではイーストを使ったケーキが一般的です。 旬のフルーツをぎっしり表面に並べて、人気のシュトロイゼルを振りかけて焼きます。 とっても簡単な上、午後のお茶のおともにも、ハイキングのおともにも最適です。ぜひお試しあれ。 

  1. ボールに、小麦粉から塩までの材料を入れて捏ねます。だいたいまとまってきたところで室温にもどしたバターを加えて 10分ほど まとまるまで捏ねます。
  2. 覆いをして、室温で30分生地を休ませます。 その間に、プルーンを半分に切って種を取っておきます。筋に沿って種の周りをぐるりと一周ナイフを入れた後、両方の身をねじるときれいに半分に切れます。
  3. 天板にシートを敷いて、その上に伸ばした生地を敷き、フォークでいっぱい穴をあけます。 生地の上に小匙1程度の砂糖とシナモンを振りかけてから、プルーンを並べます。
  4. シュトロイゼルを作ります。
    室温に戻したバターと砂糖をボールに入れて、手で混ぜます。 だいたいまとまったところで、小麦粉を一気に加えて手早く混ぜます。 のろのろとシュトロイゼルを混ぜていると、粉とバターがきれいにまとまってクッキーのようになってしまうので、 手早くやってください。粉っぽいぼろぼろの状態で正解です。
  5. パラパラとプルーンののったケーキ 一面に振りかけます。 イースト天板生地がふんわりした方が美味しいので、このまま室温で30分ほど放っておきます。

6.  200℃のオーブンで約30分焼きます。シュトロイゼルがきれいに色づいたら出来あがり。お好みの大きさに四角く 切っていただき ます。(写真はミラベルで作った時のものです。)

ルバーブ・シュトロイゼルクーヘン

プルーン以外にもいろいろなフルーツで応用できます。りんごを使うレシピはこちら
早春、他の果物より一足早くルバーブがお手ごろ価格で手に入るようになります。 材料は上記とほぼ同じ。シナモンは合わないと思うので、必要ありません。

ルバーブは天板1枚につき250g。茎を1cm太さにザクザク切るだけ。 イースト生地のうえに乗っけたら、お砂糖を大さじ1杯程度、ルバーブの上全体に振りかけます。 (ルバーブはプルーンより酸っぱいので、私はなんとなく砂糖を足してあげたくて、おまじない程度に振りかけてるだけですが)
オーブンでシュトロイゼルがきれいに色づいたら出来上がりです。

ルバーブは冷凍できます。
ザクザク切った状態で冷凍し、使う時には解凍させずに、焼く直前に凍ったままのルバーブをバラバラにしてシュトロイゼルをかけて焼きます。