アルザス風林檎タルト

Elsässer Apfelkuchen

素朴な家庭の味 タルト
ドイツのお母さん達が、お茶のお供に焼くタルトです。
素朴な材料で甘さを抑えた家庭の味。
牛乳と生クリームをかけて焼く、このようなタルトをアルザス風といいます。

  1. ボールにバター、砂糖、塩を入れてよく捏ね合わせ、卵を加えて滑らかになったら小麦粉を入れて一まとめにする。

*砂糖をなじませる為、できれば生地は前日に作って冷暗所で休ませておく。
*すぐに作りたい場合は、粉砂糖を使う。 
*残った卵は、フィリングに使うので清潔に扱い、タッパなどに入れて冷蔵庫で保存する。
*今回私は、1050タイプという暗めの色の小麦粉を使用しています。

2.  生地を伸ばして型に敷き、フォークで穴をあける。

3. アーモンドプードルとシナモンを生地の上に散らす。
4. 皮と芯を除いた林檎を8~16等分して、その上に並べる。

*アーモンドはなければ無しでも構いません。
*林檎は酸味があって煮崩れしないものを使ってください。
*今回は1個100gのジョナゴールドを使っています。

5. 小さなボールに小麦粉、澱粉、砂糖を入れて、そこに卵を加えてよくかき混ぜたら牛乳、生クリームを更に加えてよく混ぜ、林檎の表面が濡れるようにゆっくり満遍なく回しかける。

*小麦澱粉(Weizenpuder/Weizenstaerke)がなけれ ば、コーンスターチでも片栗粉でも構いません。

6. 200℃のオーブンで30~40分フィリングがだいたい固まって、きれいな焼き色がつくまで焼く。
アツアツの時はゆるめに見えるフィリングも冷えると固まるので、ある程度の所で出して大丈夫です。


アルザス風タルト応用編
「アルザス風ルバーブのタルト」「アルザス風バナナのタルト」